【5】自衛に全力、で平和な日本!

護衛船

日本は戦後70年に渡り、他国と戦争をしていません。
憲法前文の「再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」することこそ、日本のあるべき姿であり、その結果として世界第3位の経済大国になれたと考えます。

集団的自衛権の拡大には反対

大久保駐屯地式典今年の7月1日、憲法解釈の変更により集団的自衛権が閣議決定されました。
集団的自衛権と聞くと、自国を守るために必要なものという風に思うかもしれませんが、実はとんでもありません。
紛争地に自衛隊を送ることが出来るようにしたのです。

私は国会議員になってから日本全国の自衛隊基地にも、今年は日米共同軍事演習にも行きました。その時、日々国を守り、また、災害時にも危険を顧みず被災者救援を行う皆様に、感謝を述べております。

首相のさじ加減ひとつで、自衛隊員の皆様を紛争地に送って良いのでしょうか。

戦後70年、敵国を作らずに外交努力で平和を維持してきました。
閣議決定だけで日本と日本人を危険な状況に陥れる集団的自衛権の行使には大反対です。

相手候補の一部は、「我が国を守る」と柔らかく言いながら、集団的自衛権全面容認、他国に攻めていっても良いと言わんばかりの非常に危険な考えの人物もおり、先日直接話した際に諭しました。

彼だけではなく、右翼的に振る舞えば人気が出ると考えている政治家が増えていることを、私は危惧しています。

日米協力を基軸に自国防衛と平和的国際貢献に集中

護衛船当然ながら、日本を守ることは重要です。日本人を守り、国土を守り、文化を守っていく。
そのために必要なことは、国家固有の自衛権であり、集団的自衛権ではありません。

また、防衛費を増やすと逆に周辺国との緊迫した状況をつくりかねませんので軍事大国にはならず、うまく米国と協力関係を築きながら、近隣諸国とも対話を閉ざさずに日本を守るというバランス感覚が必要です。

自衛隊は紛争地に行くことではなく、周辺の軍事的警備と災害時の救援活動、そして平和的国際貢献に限定すべきです。

憲法前文にあるように「諸国民との協和による成果」を追求し、近隣諸国の理解を得ながら国連常任理事国入りを目指し、世界平和構築国「日本」を目指します。

泉ケンタの提言 私はこうしたい!
【1】働き暮らせる、で安定!
【2】福祉の充実、で安心
【3】子育て・教育、で先進!
【4】原発脱却、で新エネ!
【5】自衛に全力、で平和な日本!
【6】地方が主役で、元気な日本!